クラウドスタックデイのレポート

1、回ったブースと、そこで聞いたことや商品について、メモしたことと面白いと感じたことを簡単に  。

2、全体の感想と思ったこと。
の二部構成で。
 
 
 
1、回ったブースと、そこで聞いたことや商品について、メモしたことと面白いと感じたこと。

①   SCSK株式会社

Prime Cloud Controller

パブリッククラウド環境とプライベートクラウド環境を自動的に制御し、マルチクラウドを実現させるソフトウェア(ハイブリッドクラウド)で、複数のクラウドを一元管理することが可能になる。例えば、ゲーム会社で作ったゲームをアマゾンのクラウドを使ってサービスの提供をしていて、もしヒットしたら自社クラウドを準備するといったことが可能。

Cloud Ready Package

プライベートクラウド構築基盤に必要となるハードウェアソフトウェアくらうどスタックのノウハウを一緒にした製品。検証済み。

Q:他の会社も似たようなサービスを提供しているように感じますが、それらとはどう違うのかA:あんまり変わらないですよ

 

②   特定非営利活動法人エルピーアイジャパン

リナックスの検定LPICを主催している団体

ここではお姉さんが選んでくださった2級にチャレンジした。5問中0問正解。慰められた。

 

③   富士通株式会社

オープンソースサービステンプレート

クラウドの中身を一括で管理するためのソフトウェアのテンプレートを利用することで従来の作業工程を80%カット。テンプレート部分がすでに検証済みであるほか、セキュリティや運用に関しても豊富な経験・ノウハウ(Q:経験とノウハウってなんですか?A:2010年からやっていて結構たまっていると思いますよ。)を生かした方式設定のパターンを適用。

・使い方を忘れてしまったお客様に対しては学ぶ場も提供している。

・パッチの提供はしていない。

・もともとユーカリプタスを使用していて、それからクラウドスタックを使うようになった。オープンスタックも扱っている。

 

④   日商エレクトロニクス株式会社

クラウド基盤の提供。NTTとかSCSKのようなかんじ。(だと感じたのですがあってますか?)

説明の内容も同じような感じ。(だと感じたのですがあってますか?)

 
 

⑤   デル株式会社

クラウドスタックを使いやすいサーバやラックを作っている。インテルのプロセッサを使っているものが大半で、AMDのものもある。ちなみにAmageのR415は消費電力が少ないという理由で選んだと考えられるそう。後日調べてみたところ、両社のプロセッサは優劣がつけ難いとのこと。どちらかでより良いものが出ると、またどちらかもいいものを出すという状態が続いているかららしい。あるウェブページの見解によると、AMDのほうが安価であるが消費電力が高く、インテルは安価ではないがCPUの動作モードを数段階用意して、消費電力を少なくしているそうです。あれ?ブースで聞いたことと違う。おそらくこれも、時期によるのでしょうか。ちなみに、動作周波数Intel>AMD、処理能力IntelAMDらしい。

 

 

⑥   株式会社TOKAIコミュニケーションズ

地域をつなぐクラウドネットワークを提供

全国に19箇所のデータセンターを保持(1データセンター1社?)するデータセンター・クロスアライアンスに加盟している。各社がSI事業を行っており、物理サーバーも保有しているためユーザーがサーバーを購入する必要はない。また、県単位でシステムを立てられるため、ほとんど遅延のないサービスを提供できる。その他、加盟事業者のいる県ならば全国どこへでもバックアップを取ることが可能。ちなみにクラウドサービスは早くて一時間程度で提供可能。

 

⑦   シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社

クラウドスタックとはなんですか?

1、クラウドOS

2、AWSのようなシステムを自分で作ることができる

3、サーバー、ストレージ、NW、運用、管理を統合している

シトリックスではクラウドスタックをベースに開発したプラットフォームを提供している。ほかにはゼンデスクトップやクラウドポータルがある。ほかにも結構長く話していたけれど、メモをとっていなかったので忘れた・・・

 

⑧   株式会社インテック

クラウドスタックを利用する際のGUI画面を提供

一目でどこに何が書いてあるかが分かるソフトウェアで、インフラの専門家でなくてもTCP/IPについての一般的な知識さえあれば使えるようになっている。監視ツールはZabbixを利用していて、パフォーマンスの様子を見ることができるなど、わかりやすいGUI画面を使ってもらうことにより、クラウドを使用するハードルを下げていきたいと言っていた。

 

⑨   KDDI株式会社

物理サーバを提供し、その中で自由に仮想をつくってもらう。大企業にターゲティング、ユーザーはデータベースをクラウド上で設計できる。通信会社という利点を生かし、比較的安価でサービスを提供。

 

⑩   エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社

BizホスティングCloudn

・一般向けのサービス

VPCopen 2014.1~バーチャルルーターあり グローバルIPを振りたくない時に

フラット 2013.3~バーチャルルーターなし インターネットをたくさん使う人用

AWSのラインナップを取りそろえた、たくさんのオプションがある。

 

 

 

 

2、全体の感想と思ったこと。
・シトリックスがクラウドポータルを宣伝していた。クラウドプラットフォームのある層も操作が可能でツールとしてのクラウドという感じがします。使い勝手がいいのは利点ですが、かなり高いとききました。それならばほかのGUIを作っている会社で、と自分ならなってしまいます・・・
GUIの裏をつくるのはとても高い技術を必要とするそうで、インテックで作られたものはシトリックスに助けてもらったから出来たのだと考えることもできますが、お値段からいってそれはないでしょう。(と教えてもらいました。)
 
・NTTは国内でも早めにクラウドサービスを始めました。コンテンツ事業者をターゲットとしたCloudnのお話をお聞きし、とりあえずたくさんオプションをそろえているなと感じました。大規模。
 
・地域をつなぐクラウドサービスというと、富士通を連想してしまいます。医療用クラウド地場産業用のクラウドと生活のプラットフォームとして提供されているイメージが強かったからです。クロスアライアンスのように、各社がもっているデータセンターを使うことが可能だとよりローカルなことがシェアされていくように感じました。おそらくデメリットもあるのでしょうが、特記すべきことがみあたらないので少し考えてみようと思います。
 
 
 
クラウドや情報基盤に興味をもった入口が地域コミュニティやマイノリティグループのコミュニケーション問題を知ったことでした。
開発途上国の社会問題の研究や、日本では高齢者人口が極端に多いような村での生活、まちづくりでの住民間ネットワーキング等、そういったことにかかわりたくて組織論、コミュニティ論と個人的に勉強をしてきました。それらは特定の地域だけの問題ではなく、企業や都心でも潜在的にあるように感じます社会の中の最小単位、もしくはもう少し大きく広がったコミュニティの生活向上のために何が有効か。人と人とをつなげることに何かツールがあったほうがやりやすい。クラウドなら実現可能なのかもしれない。多少こじつけた感はありますが、そんな感じなのでハイブリッドクラウドとはとてもいいものだなあとかんじます。データ管理については個人情報保護もさけばれていますがなんとかしていけるでしょう。
 
 
 
とりあえずサーバーがわかるようになって仕事できるようになりたいです。
 
 
 
おわり